良い条件の賃貸物件、実はおとり物件というケースも!
賃貸広告をチェックしているとき、「格安物件」「駅から徒歩1分」「築浅物件」など、このような様々な良い条件が揃った賃貸物件を見つけることもあります。付近の物件の相場よりも安い部屋なのに、なんでこんなに良い条件が揃っているのか、本当に選んでも大丈夫なの?と気になっている人もいるかもしれません。このような安い賃料で条件の良すぎる賃貸物件は、実際に存在しないおとり物件である場合も少なくありません。
不動産屋に訪問して良い条件の物件について問い合わせをしても、その物件は契約済みだとウソをついて、他の賃貸物件を紹介されることもあるので注意が必要です。おとり物件は、悪質な不動産屋がおこなう集客方法であるため気をつけましょう。架空のおとり物件の広告を出すのは法律でも禁止されていて、不動産業界でも自主規制の対象となることもあります。あとからトラブルになることも多いので、気をつけなければいけません。
おとり物件に騙されないようにするには?
不動産の賃貸広告のおとり物件に引っかからないようにするにはどうしたらよいのでしょうか。賃貸広告をチェックするときは、正確な情報が記載されているかどうかをチェックすることは大事なポイントです。おとり物件の広告の場合、住所が記載されていなかったり、室内や設備の写真が少ないなど、情報が不十分であることが多いという特徴があります。おとり物件は、架空の情報である場合がほとんどなので、場所を特定されることがないように、不明瞭な情報をわざと載せるケースが多いです。
ですから、賃貸物件の情報量が多いか、明確な情報かということを確認しておきましょう。そして、事前におとり物件に騙されないようにするためには、気に入った物件が見つかったら、直接不動産屋へ訪問するのではなく、来店する前に電話を入れておくことが大切です。気に入った賃貸物件がまだ空室状態かをチェックすることが大事です。